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富山大学大学院理工学研究部の松田健二教授が一般社団法人軽金属学会第126回春期全国大会において軽金属功績賞を受賞しました

富山大学大学院理工学研究部の松田健二教授

2014年5月17-18日に広島大学 東広島キャンパスにて開催された一般社団法人軽金属学会第126回春期全国大会において、富山大学大学院理工学研究部 松田健二教授が軽金属功績賞を受賞した。この賞は軽金属に関わる学術研究および技術開発に顕著な功績を挙げ、本学会の発展に貢献した者に贈られる。松田教授は永年にわたり6000系アルミニウム合金と呼ばれるAl-Mg-Si系合金の熱処理に伴う微細なナノメートルオーダーの組織解析を行ってきた。その中で、今まで全く報告されていなかった新種の化合物を相次いで発見した。さらに熱処理の初期段階に現れる非常に重要な生成核の構造についても詳細に調べて明らかにし、多数の学術論文、国際会議発表を行ってきた。さらに最近は、高い信頼性をもつアルミニウム合金の開発研究、超伝導特性や発光特性をもつアルミ合金、アルミニウム合金中の原子空孔と呼ばれる原子の欠陥についても国内外との共同研究を行っており、これらの業績が評価された。

 

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