流れを見る,測る,操る
Inverted flagの振動促進
Inverted flagと呼ばれる上流側に自由端を配置したシートを振動発電等に活用するため、振動する流速域の拡大や振動振幅の拡大を模索しています。
整流ガイド付与による高推力化
一般的な飛行ドローンで採用されている回転翼の外周部に整流ガイドを付与することでより推力の向上を図ります。
*この事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
CTC(血中循環腫瘍細胞)捕捉用流路の数値シミュレーションと検証実験
リキッドバイオプシ―(Liquid Biopsy)で注目されているバイオマーカーの一つであるCTC(血中循環腫瘍細胞)を効率的に捕捉できるマイクロ流路デバイスの開発を行っています。本研究は、本学の機械情報計測研究室及び富山県産業技術開発センターと共同研究を実施しています。
羽ばたき翼モデルを用いた実験と数値シミュレーション
ハエ等の小型昆虫の翅を参考にして羽ばたき翼を作製し,実験による空力性能の測定と数値シミュレーションを行い,既存の回転翼を用いたドローンよりも更に小型で高機動な飛翔体の開発を目指します.
垂直軸型風車・水車の性能向上に関する実験・数値シミュレーション
流れに直交する回転軸を有する垂直軸型風車・水車に対し,流体が持つエネルギーをより効率的に回収するガイド形状の検討を実験及び数値シミュレーションにより行っています.
模擬心筋による拍動デバイスの開発
通電により収縮する金属BioMetal®(トキ・コーポレーション株式会社)を活用した拍動デバイスの開発を行っています。生体模擬回路、拍動型長時間灌流装置、人工心臓などへの応用を目指しています。
本研究は、本学の生命工学コース中村研究室との共同研究を行っています。
小型軸流ファンにおける流れと騒音に関する数値シミュレーション
PC等の冷却に使用される小型軸流ファンに対し,流れの数値シミュレーションを行い,ファン近傍の障害物があると性能がどのように低下し,どういう騒音が発生するかについて調べ,より高性能なファンの開発に役立てます.
伊澤 精一郎教授
Seiichiro IZAWA
学位・資格等
博士(工学)
専門分野
流体工学
加瀬 篤志講師
Atsushi KASE, Junior Associate Professor
略歴
関西大学卒業、関西大学大学院修士課程修了、関西大学大学院博士課程修了、関西大学ポストドクトラルフェロー、日本カノマックス株式会社、関西大学科研費研究員、富山大学工学部助教を経て、現在に至る
学位・資格等
博士(工学)
専門分野
流体工学、バイオメカニクス、生体医工学
主な業績
プロフィール
好きな言葉:「危険であることを忘れなければ安全である」