細胞やバイオマテリアルから組織を作製できれば、移植治療や動物実験の代替などに応用が可能になります。このときに、バイオマテルなどの材料を分子レベルで設計して創成していくことはもちろん重要ですが、細胞やバイオマテリアルを組織を作るのに適した形状などに加工すること、すなわちプロセッシングも重要になってきます。我々は様々なモノづくり技術を駆使して、細胞・バイオマテリアルを組織作製のパーツとして加工することで、迅速で高機能組織の生体外での再構築に挑戦しています。
岩永 進太郎助教
Shintaroh IWANAGA, Assistant Professor
略歴
早稲田大学理工学部応用化学科卒、早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了、神奈川科学技術アカデミー 中村「バイオプリンティング」プロジェクト研究員、株式会社ネクスト21研究員、富山大学工学部研究員、東京大学生産技術研究所特任助教、理化学研究所リサーチコンプレックス副チームリーダー、富山大学大学院理工学研究部特命助教、現在に至る
学位・資格等
博士(工学)
専門分野
バイオマテリアル・生体高分子
組織工学・再生医療
薬物伝達システム
化学工学・医工学
研究室メンバー
プロフィール
中村教授(再生医療工学講座)、黒岡准教授(プロセスシステム工学講座)と合同で研究室の活動を行なっています。
2023年は修士9名、学士9名が在籍しています。