我々が新しい道を築く
自我作古
知らない間に健康情報を自動収集
毎日の健康状態を自動収集して疾病を早期発見するために、家具や調度品などにセンサを設置して、本人が気づかないうちにバイタルサイン(生命兆候)を測定するための技術を開発しています。例えば、イスへの着座やベッドに寝転ぶだけで、心拍や呼吸を測定できます。また、いつものように入浴するだけで、浴槽に取り付けたセンサで心電図を測定しています。近年では、トイレで排泄するだけで排泄物に非接触で排泄情報を自動測定する技術も開発しました。さらに誰のデータかを判断するために、個人識別法の開発も行っています。
真のニーズを見極めたシーズ開発
高齢社会の進展に伴い、要介護高齢者数も急増しています。介護現場での丁寧な聞き取りを行い真のニーズを聞き出し、これに対応するシーズとなる技術を開発しています。例えば、食事介護での飲み込みを検出するエプロン型のウェアラブルセンサを始め、近年では入浴介護アシストロボットを、介護士、作業療法士、保健師、工業デザイナーたちと企画・開発しています。
中島 一樹教授
Professor
略歴
京都工芸繊維大学工芸学部卒業、京都工芸繊維大学大学院修士課程修了、京都大学大学院博士課程中途退学、山口大学工学部助手・講師、米国ワシントン大学バイオエンジニアリング研究所(文部省在外研究員)、国立長寿医療研究センター室長、富山大学工学部助教授、富山大学大学院理工学研究部教授、現在に至る
学位・資格等
博士(工学)
専門分野
主な業績
プロフィール
明るく楽しく研究する。努力は裏切らない。
特許名 |
発明者 |
登録・出願番号 |
排泄管理システムおよび便器 | 中島一樹, 藤田紘也 | 特願 2015-32691 |
生体情報検知システム | 八木康子、石津京二、中島一樹、関根克尚 | 特願 2006-348874 |