「教授よりメッセージ」 アップしました。
2020.1.20
富山大学 再生医療工学講座のHPへようこそ。
教授の中村真人です。本ページへご訪問ありがとうございます。
2020年、本研究室は、「生体システム医工学講座」から新しく「再生医療工学講座」と名称を変えて、心機一転、次世代の再生医療の実現を 目指して再スタートしました。
「再生医療工学」とは、私が勝手に作った造語です。「再生医療を臨床に届けるための工学」という意味です。
2つの重要な意味を込めて、命名しました。
・1つ目:「再生医療工学」:再生医療には工学が必須・・・・今はもう、治療用の組織や臓器は工学的に作らねばならない時代に来ています。すなわち、これからは工学技術が鍵となります。再生医療を体得したエンジニアが大活躍する時代になります。
・2つ目:「再生医療工学」:再生医工学ではなくあえて再生医療工学、つまり「医療」として臨床現場で必要としている人たちに届けることを第一に目指した工学であることを強く意識してほしいとの思いを込めました。
当研究室では、以下の使命・理念を持って、研究に取り組みます。
1)組織や臓器を再生する技術の研究開発
2)組織や臓器を待っている人に届ける技術の研究開発
3)「研究」から「実用~事業化」を目指す
再生医療の発展は、現在の医学の様々な限界を克服して、世界中の人々の健康と命を守ることにつながります。
若き未来の可能性のあふれる皆さん、再生医療を体得したエンジニアとなって、ぜひ一緒に、再生医療の新時代を築きましょう。
2020年1月 富山大学 工学部生命工学コース 教授 中村真人(記)